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ホームスタートでは、産前家庭に対しても、2015年度から試行訪問を始め、2016年度にはモデル事業を実施、2017年度からは本格的に訪問支援を開始しました。下のグラフは直近1年の産前家庭(初産婦・経産婦を含む)のニーズと効果を表しています。ニーズの第1位は「親の身体の健康」で65%にのぼり、2位は「上の子の成長・発達を促す機会を作る」、さらに「孤立感の解消」と続き、「赤ちゃんの健康」や「妊娠〜子育てサービス利用方法を知る」についても高い比率となっています。妊娠期の不安を抱えながらも、赤ちゃんの健康と上の子の成長に心を砕いている様子がうかがえます。ニーズ充足度については、主要ニーズの充足度は90%以上と高いものの、他のニーズ充足度にはばらつきがあります。また、平均充足度も88%と、乳幼児家庭より低めの数字となっています。
産前家庭への支援は、出産により途中で終了を余儀なくされることも多いため、対象家庭数がまだ少なく、さらに時間をかけて効果を分析していく必要があると考えます。 |
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