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ホームスタートでは、産前家庭に対しても、2015年度から試行訪問を始め、2016年度にはモデル事業を実施、2017年度からは本格的に訪問支援を開始しました。下のグラフは2018年10月〜2019年9月の1年間の産前家庭(初産婦・経産婦を含む)のニーズと効果を表しています。ニーズの第1位は「上の子の成長・発達を促す機会を作る」で71%にのぼり、次に、「親の身体の健康」「赤ちゃんの健康」「上の子の心の健康」と続きます。乳幼児家庭と比べて「孤立感の解消」ニーズは低くなっており、親が妊娠期の不安を抱えながら、上の子の成長や赤ちゃんの健康に心を砕いている様子がうかがえます。
ニーズ充足度については、平均充足度が94%と高くなっています。半年前の平均充足度は88%であったとことと比べると、乳幼児家庭と同様に充足度が高まっていると考えられます。産前家庭への支援は、出産により途中で終了を余儀なくされることも多いため、対象となる家庭数がまだ少なく、さらに時間をかけて効果を分析していく必要があると考えます。 |
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