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ホームスタートでは、産前家庭に対しても、2015年度から試行訪問を始め、2016年度にはモデル事業を実施、2017年度からは本格的に訪問支援を開始しました。下のグラフは2020年4月~2021年3月の1年間の産前家庭(初産婦・経産婦を含む)のニーズと効果を表しています。ニーズの第1位は、乳幼児家庭と同じく「孤立感の解消」で70%にのぼり、前回1位の「親の身体の健康」を上回りました。上の子に関する項目や「赤ちゃんの健康」も比較的高いニーズを示しています。親が妊娠期の不安を抱えながら、上の子や赤ちゃんの健康に心を砕いている様子がうかがえます。
ニーズ充足度については、平均充足度が92%で、こちらも乳幼児家庭の平均とほぼ同じとなりました。
産前家庭への支援は、出産により途中で終了を余儀なくされることも多いため、対象となる家庭数が少なく、さらに時間をかけて効果を分析していく必要があると考えます。 |
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