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ホームスタートでは、産前家庭に対しても、2015年度から試行訪問を始め、2016年度にはモデル事業を実施、2017年度からは本格的に訪問支援を開始しました。下のグラフは2020年10月~2021年9月の1年間の産前家庭(初産婦・経産婦を含む)のニーズと効果を表しています。ニーズの第1位は、初めて「上の子の成長・発達を促す機会を作る」となりました。2位の「孤立感の解消」もほぼ同程度の高いニーズを示しています。赤ちゃんの健康はもちろんですが、親が妊娠期の不安を抱えながら、上の子の成長や発達にも心を砕いている様子がうかがえます。
ニーズ充足度については、平均充足度が93%と高く、乳幼児家庭の平均を超える高さとなりました。
産前家庭への支援は、出産により途中で終了を余儀なくされることも多いため、対象となる家庭数が少なく、さらに時間をかけて効果を分析していく必要があると考えます。 |
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