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ホームスタートでは、産前家庭に対しても、2015年度から試行とモデル事業を経て、2017年度からは本格的に訪問支援を開始しました。下のグラフは2021年10月~2022年9月の1年間の産前家庭(初産婦・経産婦を含む)のニーズと効果を表しています。ニーズの第1位は、「上の子の成長・発達を促す機会を作る」で71%の家庭がニーズとして挙げています。次いで「親の身体の健康」「赤ちゃんの健康」「上の子の心の健康」と続き、「孤立感の解消」は乳幼児家庭のニーズと比べて低い結果となりました。親が妊娠期の健康に気を配りながら、赤ちゃんや上の子の成長や発達に心を砕いている様子がうかがえます。
ニーズ充足度については、平均充足度は88%で、乳幼児家庭の平均と同じ高さとなりました。
産前家庭への支援は、出産により途中で終了を余儀なくされることも多いため、効果を測る対象となる家庭数が少ないですが、産前から産後への切れ目ない支援に向けて活動を拡げています。 |
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