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ホームスタートでは、産前家庭に対しても、2017年度から本格的に訪問支援を開始しました。下のグラフは2022年4月~2023年3月の1年間の産前家庭(初産婦・経産婦を含む)のニーズと効果を表しています。ニーズの第1位は、「親の身体の健康」で69%の家庭がニーズとして挙げています。次いで「上の子の成長・発達を促す機会を作る」「孤立感の解消」が続きます。「赤ちゃんの健康」「上の子の心の健康」も上位となりました。昨年度に比べて「孤立感の解消」が高くなっています。コロナ禍にあって、親が孤立感を感じながら、妊娠期の健康に気を配りつつ、赤ちゃんや上の子の成長や発達に心を砕いている様子がうかがえます。
ニーズ充足度については、平均充足度は85%で、乳幼児家庭の平均と同等の高さとなりました。
産前家庭への支援は、出産により途中で終了を余儀なくされることも多いため、効果を測る対象となる家庭数が少ないですが、産前から産後への切れ目ない支援に向けて活動を拡げています。 |
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