活動報告
妊娠中の利用体験談:ママ Mさんのお話
ママ Mさん 30代後半 子ども 3歳双子、0歳(インタビュー時点の年齢)
最初にホームスタートのことを聞いたのは、3年ほど前、双子を妊娠して母子手帳をもらった時でした。保健師さんが、こういうのもあるよと、教えてくれました。当時は、「自分でなんとかしなくちゃ」という気持ちも強かったし、「まったくの他人に頼るのはちょっと、、、」と遠慮する気持ちもあって、利用しないままでした。
今年、3人目の子どもを妊娠して、さすがに、もうどうにもならない感じがして、連絡をしました。子どもたちは外遊びが大好きなのに、自分の体が重くなって、ついていかない状況になりつつあったので。オーガナイザーさんは、とても気さくな方で、困ったことも話しやすく、ダメ元で相談してみようかなと思えました。ホームビジターさんには、妊娠後期に入ったころに、来てもらうことにしました。
ビジターさんには、主に、子どもたちを公園で遊ばせる時にいっしょにいてもらいました。その頃、わたし自身は、座っているだけでも息苦しく感じる状態でした。男の子の双子だし、3歳になるとすごく活発になってきて、柵がある公園でも、「見えないところに走って行ってしまったらどうしよう」という不安が常にあって、いっしょに見守ってくれる人がいるだけで、心強かったです。道中の車の中や合間にいろいろ話もできました。(妊娠後期は、)外で動くのも心配で、何かあったらどうしようと不安が大きく、精神的にとても安心することができました。土日は、保育園がお休みで、夫が仕事になる日も多く、両親も仕事をしているので、日々頼るのは難しい状況です。子どもたちは家の中にいると、すぐケンカになるので、子どもたちの外遊びを継続できたことは、とてもありがたかったです。
出産後、今は夫が育休中でなんとか過ごせていますが、育休が終わったら、またホームスタートをお願いしようと思っています。育児は楽しいことばかりではなく、大変なことも多く、孤独を感じることもあるかと思います。頑張ればなんとかなるかもしれませんが、ホームスタートに頼ることで、少し余裕ができて、育児を楽しめたり、客観的になれたら、親にとっても子どもにとってもプラスになると思います。甘えることができるのであれば、無理をし過ぎないで、甘えた方がいいと、今は思っています。