活動報告
妊娠中の利用体験談:大竹嶺さんのお話
ママ 大竹 嶺さん 30代後半 子ども 6歳・3歳・0歳(インタビュー当時の年齢)
産前
ホームスタートのチラシを見たのは、2人目を妊娠した頃でしたが、その時は、それまで人に頼ることがなかったし、そこまで困っていないかなと感じていました。だんだんお腹が大きくなってきて、上の子を追いかけるのが大変になって、手が足りない感じもしてきたので、来てもらう事にしました。産前は、家の中で一緒に家事をしたり、一緒に子どもと遊んだりしながら過ごして、子どもも大喜びでした。
出産後3ケ月頃
養育支援の産後保育ヘルパーが終わり、上の子が保育園から帰ってきた後や土日に来てもらいました。その頃、上の子は3歳になって言う事を聞かなくなってきていたし、体にも麻痺があって目も手もかかる状態でした。下の子もいて、やってあげたいけれどできないこともあって、子どもも私もイライラしていました。ビジターさんは、子育ての先輩だし、「3歳って自我があって大変だよね~」「そんなもんだよ~」と言ってくれたし、(私と子どもたちの間に)ワンクッションある感じで、全然違いました。ひとりで子どもたちと対応していると、やりたいことも全く進まなくてイライラが溜まっていましたが、愚痴れる相手がいると気持ちが楽になりました。ビジターさんが来るのを楽しみにしていました。
2回目の利用
2回目の利用は、3人目の妊娠9ケ月ころです。こんどは2人目が3歳になって、上の子も手がかかるし、目を離すと2人が別々のところに行ってしまったり、大変さは倍以上でした。土曜日が一番大変な日で、午前に来てもらって、公園や支援センターに一緒に出かけました。ビジターさんが一緒だとお出かけが楽で、子どもたちも午前中に思いっきり体を動かすと昼寝をしてくれるので助かりました。生まれた後は、上の子が放課後ディサービスに行っている時間に来てもらいました。
1回目も2回目も、産前と産後で同じビジターさんが来てくれたので、産後も子ども達がビジターさんに慣れて懐いてくれていたのが助かりました。長男の障害についてや長女のわんぱくさについて、産後の疲労が溜まっている時に一から説明をしなくても良かったので、とっても楽でした。今は、コロナのこともあって、一人で子どもを連れて外出するのがもっと大変なので、(ホームスタートを利用して)安心して一緒に出かけられるといいと思います。ビジターさんは、こんな時にも来てくれたし、暑い夏でもずっとマスクをしてくれて、感染予防も徹底してくれていました。ありがたかったです。