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11月は児童虐待防止推進月間にあわせた、「オレンジキャンペーン」を展開。
そのイベント第1弾のご紹介です!
◆11月18日(火)20時~21時
◆オンライン開催(参加無料)
イベントのゲストにお迎えするのは、大澤裕子さん。
先天性の心臓病をもって生まれた長女が0歳の頃、次女を妊娠し、子どものために何でもしてあげたいと思いながらも、東京に引っ越してきて周りに頼れる人もいないので辛い思いも吐き出せず、心がすり減り続ける毎日でした。
そんな時、病院の産婦人科でたまたま眼にしたのがホームスタートのチラシで、そのチラシはまるで「お守り」のように感じたそうです。
その後、次女が生まれ、2歳になった長女は大きな手術を乗り越えて退院。いろいろなところに支援を求めましたが、かえって傷つけられるような経験もありました。
そんな頃、問い合わせの電話をかけるのも勇気が必要でしたが、地元のホームスタートに思い切って電話をかけたところ、「お母さん、よく電話かけてくれたね!」が最初のひとことだったことが強く記憶に残っています。
そこからホームスタートの訪問が始まり、訪問が終わった後も何でも電話で相談できる関係ができ、「受け入れてもらえた経験」が心の支えになりました。
その後、闘病も、保育園や学校との関係も、何かと悩み、苦労することが多かったのですが、その経験と学んだことを多くの親子に伝える活動を始めました。

社会活動家・会社経営
宮城県生まれ。2児の母。重度の心臓病の娘の育児経験から非営利団体の代表を務め、病児や障がい児、健常児がともに地域で、‶笑顔で過ごせる居場所をつくろう″をテーマに活動し、複数のNPO法人や東京・江東区と協働事業を行ってきた。
地域活動を経て、Japan居場所作りプロジェクトを立ち上げ、誰も一人ぼっちにならないあたたかい社会を目指してシンポジウムや講演会などを企画運営中。全国に支部が10か所あり、支部それぞれのテーマで活動している。
現在は医師などと協働し、医療と教育をつなぐ連携支援活動を始動し、親子に寄り添う連携支援プロジェクトを立ち上げてNPO化を進めている。
その他、病児と家族のための宿泊施設「ドナルド・マクドナルド・ハウス」でのハンドトリートメント活動の代表としても活動を続ける。
著書:「難病の子のために親ができること」(青春出版社、2025年5月発刊)
https://amzn.asia/d/32b3GXH
親子に寄り添う連携支援プロジェクト
https://okopuro.jp/
"あの時、ホームスタートとの出会いがあったから、今の私がある" と話す大澤さん。
イベントでは、どういう状況でホームスタートと出会い、ホームスタートの何が他の支援と違ったのか、じっくり聞きます。
そして、「難病の子のために親ができること 園生活・学校生活・成人後を考える」という著書に込めた思い、親と子の「居場所作り」に取り組む思いなどを話していただく予定です。
▼参加申し込み
https://forms.gle/7g4xLCwHdZrWmCLZA
※申し込んでいただいた方に、Zoomのリンクをお知らせします。
参加者のみなさんからの質問タイムも用意する予定です。
ご参加、お待ちしています!
11月は児童虐待防止推進月間。それにあわせて、歩くだけで子ども・子育て支援の団体への応援になる「オレンジウォーク」にホームスタートの各地の団体と一緒に参加します。
あわせて、ホームスタートをより多くの市や町に広げるために、そして少しでも多くの親子に寄り添うために、継続的なご支援になる「マンスリーサポーター」を募集します。詳しくは、こちらのページをぜひご覧ください。
https://www.homestartjapan.org/news/orange_2025_announce.html