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2025年4月から9月までの利用家庭などの集計がまとまりました。
それによると、上半期に新しくホームスタートを利用した家庭は、1,147家庭になりました。
急速に少子化が進み、子どもの数は減っていますが、ホームスタートの利用者は、2024年度の上半期と比べて15%の増加です。
社会が余裕を失っていく中で、親子が孤立してしまうことが増え、ホームムスタートの活動へのニーズはむしろ高まっているのではないかと考えています。
ホームスタートでは、家庭訪問を始める前にそれぞれの家族の困りごとなどを聞き、14項目に整理した「ニーズ」を記録しています。その中で最も多いのが、「孤立感の解消」。次に多いのが「子どもの成長・発達を促す機会を作る」という傾向が続いています。
それぞれのニーズに対して、一連の訪問が終了した後に充足度をヒアリングしたところ、「孤立感の解消」が95%、「子どもの成長・発達を促す機会を作る」が87%という結果になりました。項目や年度によって数字の変化はありますが、平均して90%程度のニーズ充足度を長年にわたって維持しています。
11月の児童虐待防止推進月間にあわせて、キャンペーンを実施中です。
ホームスタートは誰でも利用できることが特徴ですが、児童虐待を「未然に防ぐ」意味もあります。
子育てのスタートで、子どもも親も“独り”にさせない。
と題して、継続的な支援(マンスリーサポーター50人)を募集しています。「孤立・孤独」を防ぐことの意味などをまとめていますので、こちらのページをご覧いただき、応援をお願いします!
https://congrant.com/project/hsj/19662