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ホームスタートでは、乳幼児のいる家庭を訪問するのが基本です。
同時に、全国各地のママ・パパや、自治体の職員さんから要望をいただくことも多く、支援対象を広げるための試行事業を積み重ねてきました。
2025年度から、試行してきたものをいよいよ全国に広げるための取り組みを開始しました。
上の写真は、そのための研修を10月下旬に大分県別府市で開いた時の写真です。九州各地や、今年ホームスタートの活動が始まった愛媛県松山市から、活動の中心になるオーガナイザー(運営スタッフ)が参加しました。
11月1日から始まる「オレンジウォーク」に参加するため、オレンジのTシャツやバンダナなどを身にまとい、歩いた歩数を計測するためのアプリに登録し、チャリティウォークの開始にも備えました!
(オレンジウォークの詳細はこちら:https://www.homestartjapan.org/news/orange_2025_announce.html)
ホームスタートは、乳幼児が⼀⼈でもいる家庭への訪問を基本として、2009 年に活動を始めました。
現在、33 都道府県の約120地域で活動し、ホームスタートの活動がある地域は着実に増えています。
◆妊婦さんへの支援
子どもが生まれる前から支援を始めることができれば、出産後のサポートもよりスムーズにできるので、ホームスタートでは2015 年から試行を始め、現在では約8割の地域で妊婦⽀援にも取り組んでいます。今年は、どの地域でも対応できるようにするため、オーガナイザー(運営スタッフ)やホームビジター(訪問ボランティア)のための研修や記録の仕組みを改善しています。
◆学齢児のいる家庭への支援
「小1の壁」という言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
ホームスタートでも、乳幼児がいる家庭に訪問すると、お兄ちゃん・お姉ちゃんが小学生で、ママ・パパからその相談を受けることも多いですし、自治体の職員などから、そうした親子を支援して欲しいという声を聞くことも増えてきました。
とはいえ、乳幼児の子育てに寄り添うのと、学齢期の子どもに関わる悩みを聴くのとでは、異なる部分もあります。
ホームスタートでは、2020 年に初めて試行し、これまでに10 地域へと試行を拡⼤してきました。今年から、各種の研修の見直しなどに本格的に着手し、学齢期の子どものいる家庭に対応できる地域を増やしていく方針です。