東日本大震災復興支援協働事業について
子育て家庭訪問型ボランティア事業
すべての子どもが家族と共に幸せな人生のスタートを歩める未来を東北で!
~ 20の地域で2,000回の訪問支援を目指して!~
NPO法人ホームスタート・ジャパンは、「イオンxセーブ・ザ・チルドレン被災地子ども支援ファンド」のご支援により、子育て家庭に支援を届ける家庭訪問型ボランティア活動の普及に被災3県で取組んでいます。
多様化する被災子育て家族のニーズ
震災後、医師、臨床心理士、母子保健関係者等、様々な専門職の方々が今も現地で支援活動を続けておられます。こうした方々から、「継続的な子育て家庭支援を可能にする地域に根差した支援体制づくりが必要と特に最近感じている、、、」という声をお聞きします。また、震災後3年経とうとしている今、一言で被災者と表現される家族の状況は様々で、多様な状況やニーズに合ったきめ細やかな支援を個々の家庭へ届けられる枠組みづくりが、今、求められています。
支え合いの子育てと地域循環型のまちづくりを

ホームスタートは、地域の親が地域の親を支える地域住民の支え合いの子育て支援です。専門家だけでなく地域住民も安心安全に訪問支援できるしくみで子育て家庭の孤立化を防ぎます。子育て中の親自身の心を支え、子どもの育ちを支え、すべての子どもが家族と共に幸せな人生のスタートを歩める未来を東北で作ってゆきたいと考えています。
本事業は、2011年9月より準備にかかり、2012年3月から本格始動いたしました。2015年には、20の地域で2,000回の訪問支援が届けられるように、私たちは各地の子育て支援団体や関係機関の皆さまと力を合わせて、訪問支援の普及に取り組んでゆきます。
ホームスタートのひとづくり・まちづくり
ホームスタートは、イギリスで40年前に始まった住民参加型訪問子育て支援ボランティア活動の名称です。地域で子育て支援に携わる方々に地域のニーズに応じて安心安全で効果の高い訪問活動に取り組んでいただけるように、体制づくり・人材育成・運営のサポートを提供しています。
支援活動概要

- ホームスタートの家庭訪問型子育て支援の枠組み紹介・情報提供
- 地域で訪問支援を始めるための立ち上げコンサルテーション
- 訪問支援運営の要「オーガナイザー」の養成とスキルアップ支援
- 地域ボランティア「ホームビジター」の養成支援
- 関係機関との地域連携支援
- 訪問支援のクォリティに関する調査研究
- 広報周知支援
- 東北エリアネットワーク活動支援