馬場さんの体験談

コロナ禍の転勤で

利用家庭

  • 子育て中
  • 産前・妊娠中
  • 転居

コロナ禍の2020年春、夫の転勤に伴い新潟市から長野市に引っ越してきました。
当時子どもは0歳で、慣れない土地で知り合いは誰もおらず、コロナ禍ということもあり、新しい交友関係を築くこともできずに孤独を感じていました。

「長野市 子育て支援」で検索

そんな中、なんとか状況を変えたいと、インターネットで「長野市 子育て支援」などの単語で検索し、見つけたものの中にホームスタートがありました。
すぐに申し込もうとしましたが、原則一回限りの利用だと思い、それならもったいないと本当に困った時にとっておくことにしました(笑)二人目の予定もあったので、妊娠出産での利用であれば産前、産後と二回利用できるのにも魅力を感じていました。
ありがたいことに、その後まもなく二人目を授かることができたので、満を持して申し込みをしました。

上の子と一緒に

ボランティアの方が来てくださるとのことだったので、もし相性が良くなかったらどうしよう…という不安は少しありました。無償なので、万が一なにか上手くいかないことがあったとしても言いづらいな、と思っていました。
ただ、長野市では子ども広場とホームスタートさんが密接に連携していて、広場を利用した時に、スタッフさんが紹介してくれたホームスタートの担当の方に、その場でお話を聞くことができたことで、ずいぶん敷居が低くなり、不安な気持ちが解消され、とてもありがたかったです。

基本的には毎回自宅に来ていただき、上の子と遊んでもらいました。
8月で真夏だったのと、妊娠後期で体も辛くて、出かけることがなかなかできずにいました。上の子は体力を持て余していたので、家族以外の人と遊ぶのがとてもいい刺激になったようで、毎回とても楽しそうに遊んでいました。その日は疲れるのかすんなりとお昼寝をしてくれて、とても助かりました。
一度だけ一緒に子育て広場に行ってもらった時は、走り回る上の子を追いかけて見ていてくれたので、お腹が痛くならずに済んだことも助かりました。

いつか自分も同じように

ホームスタートを利用したのが今年の8月で、ちょうどその頃コロナウイルスの感染者が急増し、感染した妊婦さんの搬送先が見つからずに赤ちゃんが亡くなってしまう事件もありました。
そんな中で精神的に参ってしまいそうになりましたが、毎週のホームビジターさんの訪問によって社会との繋がりを保つことができ、孤独感が薄れましたし、不安な気持ちも和らぎました。
ホームスタートを利用したことで、とても助かりましたし、励みにもなりました。本当に感謝しています。
そして、いつか自分も同じように恩返しができたらな、と思っています。しばらくは難しいですが、子どもたちの手が離れたら!

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