ホームビジター養成講座


ホームビジターの活動を始めるためには、各地域団体が実施する「ホームビジター養成講座」を受講し、全日程を修了いただく必要があります。
講座の参加条件は以下となっています。
- 全日程出席できる方
- 修了後、ホームビジターとして活動できる方
- 原則として子育て経験がある方
この講座は、のべ40時間・8日間の連続講座形式で、通常、各地で年1回のペースで開催されています。実際に活動する地元での講座に参加いただくことが原則ですので、ご自身の地域でホームスタートの活動がすでに始まっているかどうかを、まずコチラからご確認ください。
※もしも、残念ながら未だ始まっていない場合には、地域でホームスタートを始めるための準備活動をぜひご検討ください。地域の仲間とホームスタートを知る学習会を企画するなど、地域でホームスタートが始まる最初の一歩となる機会づくり等、できることがあります。どうぞお気軽にホームスタート・ジャパンへご相談ください。
養成講座は全8日間という内容ですが、皆さんに安心安全に訪問活動いただくために最低限必要な内容が盛り込まれています。週1~2日のペースで、一日あたり午前午後合わせて5時間程度のスケジュールとなっています。以下の講座の他にもオリエンテーション、修了式、個別面談などが含まれています。
- ホームスタートの意義
- 家庭とは何か、親とは何か
- 子どもの理解
- 傾聴の意義と方法
- 家庭で活動する上でのポイント
- ホームビジターの実務
- 問題や悩みのある家庭への理解
- 域の子育て支援の実際と連携
- 家庭の中で活動する―傾聴と協働の実際―
最初に受講いただく養成講座の他に、訪問活動が始まってからも各種スキルアップ研修の機会が用意されています。(内容や頻度は地域団体によって異なります。)また、地域を超えたホームビジター同士の交流会も各地で開催されています。
関東エリア ホームビジターデー
●ホームビジター養成講座受講の感想●
- ホームビジターの講座を受けた自分自身の心も気持ちも今までより明るくなり、相手の人にも優しく接していけるかなと思いました。
- 子育てについて自分自身を振り返り見直すことができたことが本当によかったです。このことを役立てたいと思います。十分配慮しながら利用者に寄り添い、自分も磨いていきます。
- 傾聴については普段の生活においても活かされることが多く、常に意識していきたいと感じました。この講座を受講できたことに感謝しています。
- まずは気持ちに寄り添える自分であるよう心身の健康管理に日々努めて、初めて出会うお母さんと良い雰囲気が作れるように心がけたいです。
- 最後まで受講できた喜びでほっとしています。ホームビジターは、オーガナイザーの打ち合わせと連携が大切であること、そして、利用されるご家庭に対しての傾聴・協働・守秘義務の大切さを痛感しました。
- 「孤立化防止」という言葉はよく聞かれますが、人が孤立を感じる時はどういう時なのか?孤立が長く続くとどうなるか?ということは考えたことがありませんでした。寄り添ってくれる人が側にいるだけで心強かったり、安心できるんですよね。少しでも役に立てたらいいなと思ってます。